春も間近に迫り、暖かな日もちらほら見られるようになりました。そろそろ春の日差しが恋しくなってくころだと思います。あと少し我慢すれば若葉のすき間からこぼれる日差しを楽しめるでしょう。
そうは言っても待ちきれない!木漏れ日に癒されたい!という方に提案したい簡単手作りインテリアがあります。
それが「ツタ照明」。
間接照明に造花のツタをアレンジメントすることで柔らかな木漏れ日を再現し、雨の日でも雪の日でも自分の部屋で癒しの光が堪能できる優れものです。もちろんインテリアとしての雰囲気もバッチリ。
今回は木漏れ日に飢えた編集部で、部屋に合わせたツタ照明を作ってみました。
和室:提灯風ツタ照明作ってみた
和室では間接照明でなくメインの照明をツタ化してみました。
使った照明は骨組みに紙を張った球体上のもの。どことなく提灯っぽく、これだけでも雰囲気があります。
だがしかし!木漏れ日に飢えた僕はこれでは満足できません。早速巻いていきましょう。
前述した電球カバーに三本ほどのツタを巻き付けていきます。骨組みに結束バンドを使って固定していきました。実は手先が不器用な筆者、全体のバランスを整えるのにだいぶ苦労しました。また「木漏れ日感」をうまく出すための葉っぱの密度も調整に苦労したポイント。好みもあると思いますが、筆者は密度薄めが好きでした。
ちょうどいい塩梅に巻き付けたところでさっそく設置に移ります。上を向いての作業になるので転倒事故などに気を付けましょう。2,3度ヒヤッとする経験をしました。


材料選びで気を付けたことが電球の種類。本来の用途とは少し異なった使い方をするので、造花が熱によって変形することを防ぐために熱の少ないLED電球にチョイス。
それと気にしたのが光の色。木漏れ日感を上げるために暖色系を選び、光も弱めにしました。
てことで完成!

完成した照明はムードたっぷりでいい感じ。選んだツタの影響もあって和室だけでなくエスニック調の部屋にもあいそうです。
玄関:スタンディングライトにもツタを巻きつける
続いては、暗い玄関を照らすスタンディングライトにツタを巻きつけてみましょう。
明るいのですが、すこし殺風景ですね。ツタの出番です。

中のほうにツタをいれてみます。これが外から見ると模様になります。
外側にも巻いてみました。縦に巻きつけるためには両面テープがあるといいかも。
できました。何もない状態より、すこし高級感が出た感じです。
玄関にあると、来客もほっとするかもしれませんね。

天井:作業用クリップライトに巻いて特別な雰囲気に!
続いては「天井が普通すぎてアクセントを加えたい!」という人にもオススメの、クリップライトの改造術を試してみます。
クリップライトとは、直接吊り下げて電源をコンセントから直接とるため、好きな場所に取り付けることができて取り入れやすいインテリアとして知られています。こちらも、ツタでおしゃれにしてしまいましょう。
今回は工事現場などでも見る、作業用のクリップライト。とても明るいです。

こちらに、歯の大きさが小さめなツタを巻いてみます。

なんだか幻想的な雰囲気になりましたね!明るいながらどこか柔らかさがでました。読書灯にもいいかもしれません。
簡単にガラッと印象チェンジ!
いかがでしたか?
今回紹介したツタは、百円ショップやインテリアショップで買うことができます。部屋の照明にこだわるだけで、印象はガラッと変わります。
お手軽でアレンジの幅も広いので、ぜひ試してみてください!