DIYを紹介する記事や動画でもよく出てくるグルーガン。
でも、そもそも「グルーガン」が何なのか知らない方も多いはず。グルーガンってそもそも何? という疑問がある方も多いのではないでしょうか。
今回は、グルーガンの正体を説明しつつ、グルーガンを使ってすぐにできちゃうDIYをご紹介します。
目次
グルーガンとは接着道具

グルーガンば接着するための道具です。ガンという名前のとおり、銃のような形状をしています。
グルーガンのサイズは、必要なグルースティックの大きさによって変わり、11㎜タイプと7㎜タイプがあります。
また高温タイプと低温タイプもあるので、目的に応じて使い分けましょう。布や紙といった熱で溶けそうな素材をくっつけるなら低温タイプがオススメです。
グルーガンの使い方
・グルースティックという接着剤をグルーガンに差し込む
・グルースティックを熱して溶かす
・グルーガンのトリガーを引くと、溶けたグルースティックが先端部分から出てくる
・接着部分にくっつける。
グルーガンを使う時の注意
・熱に注意
DIYの際にはコンセントに接続して、グルーガンが熱くなるまで待つ必要があります。この時はグルーガンのスタンドを立て、熱を帯びた部分が床などに接しないようにしておきましょう。
大体4~5分程度で熱を帯びてきます。約130℃にもなるので、熱した状態のグルーやグルーガンの先端に触れば火傷してしまいます。手袋をして慎重に扱いましょう。
・固まる早さに注意
いったん溶けたグルーは、数十秒から1分で冷えて固まります。接着スピードがとにかく早いため、工作にはとても重宝する存在なんですね。
グルーガンを使うメリット

DIYや手芸では、瞬間接着剤やボンドなどを使用する事も多いですね。
接着剤は使用する際に手に付着したりしますし、ボンドは固まるまでの時間の長さがネックと言えるでしょう。グルーガンを使うメリットは、その使い勝手の良さにあります
・手が汚れない
・すぐ固まる
・木材だけでなく、金属やプラスチックでもカンタンにくっつけられる
すぐにできちゃうグルーガンDIY

何かと何かをくっつければ、すぐにアートを完成させられるのがグルーガンDIYの魅力です。ここではその一例を紹介します。
フラワーリース
ワイヤーを円や四角など好きな形状にして、そこにドライフラワーを接着すると自分だけのオリジナルフラワーリースの出来上がりです。
さまざまな種類のドライフラワーを使って、バリエーションを出していきましょう。とにかく手軽なので、購入したグルーガンを試してみるのに良いですね。
お好きなものにデコレーション
クリアスマホケースや名刺入れ、フォトフレームやプレゼントボックスなどに、お好きなパーツを貼り付けてみましょう。
プラスチックでも布でも、好きなものを貼り付けて個性を発揮できます。ただくっつけるだけなので、裁縫などのスキルは必要ありません。
グルースティックを使ったDIY
貼り付けるだけでなく、グルースティックを溶かして自由自在な形状を作れるのもグルーガンならではと言えます。
赤、ピンク、黒、茶色、緑、金銀など色付きのグルースティックも販売されており、アイデア次第で様々なものが作れます。
スイーツデコ

例えばブラウンのグルースティックを溶かして固めれば、まるでチョコレートのようなオブジェが出来上がります。
型に流し込んで作るのも良いですし、チョコペンのように文字を書いて固めることもできます。ウェルカムボード用にオススメですね。
ピンクや赤のスティックを使って、スイーツデコ作りを楽しみましょう。固まったスティックにさらに色を塗ることもできます。
シーリングスタンプ

招待状の封などによく使われているシーリングスタンプ。
型があればグルーガンでカンタンに作れます。型にするスタンプやボタンを保冷剤でよく冷やしておき、剥がれやすくしておきます。
熱して出したグルーをクッキングシートの上に丸く垂らし、10秒ほど経過してから冷やしたスタンプで押し付けてください。出来上がったスタンプは、両面テープを裏に貼ればどこでもくっつけられます。
プレゼントのラッピング用に使うのもオシャレですね。
いかがでしたでしょうか?
溶けて固まるという性質を利用して、さまざまな活用方法を編み出せるのがグルーガンの魅力です。また、グルーガンを使うだけで、作業の時間高率が各段にアップします。
ホームセンターや専門店だけでなく、100円ショップなどでも気軽に手に入るアイテムなので、DIYや工作で使った事がない方でも、気軽に試すことができますよ。
DIYに苦手意識を持っている方でも、グルーガンを使って気軽にモノづくりを楽しんでみましょう。