楽しい一人暮らしも、部屋が殺風景だと寂しくなることがあります。寂しい気分に効果的なのが、好きな写真を見ること。
毎日スマホやデジカメで撮る写真は、現像してみるとちがった一面を発見することができます。
日常のスナップ写真も、海外風にでっかく飾ることで、特別感を演出できます。今回は写真をインテリアにする方法をお伝えします。
目次
準備編
まずは基本の道具から用意しましょう。
・マスキングテープ
・メンディングテープ
・両面テープ
・麻紐
メンディングテープとは、壁を傷つけないようあらかじめはっておく透明のテープです。マスキングテープよりも太く厚いもので、この上からさらにテープを貼ることができます。壁に何かを貼るなら用意しておきましょう。
基本編
今回は表参道と下北沢で見つけた「おしゃれオブジェ」を中心に写真を撮影し、現像しました。早速、ディスプレイしていきましょう!
そのまま壁に並べる
まずは麻紐にクリップを通し、麻紐を壁にとりつけましょう。
ポイントはぴんと貼るのではなく、下に垂らすようにゆったりと取り付けること。
1列よりも2、3列のほうがおさまりが良くなります。
ガーランドを使って華やかに
続いては、ガーランドを使った手軽な飾り方。
ガーランドは種類が多く、軽くて壁に貼るのにも適しています。手作りする場合は、折り紙や和紙を買って折り、両面テープなどで貼り付けましょう。
今回は100円ショップでアルファベット文字のガーランドを使用しました。
木の枝を使って
古道具屋さんや木材コーナーでユニークな形の木を見つけたら、写真を飾る道具にしてしまいましょう。
ポイントは、写真を表裏両方が見えるように2枚を貼り合わせること。写真用紙は反っているため、1枚だけだと裏が見えてイマイチになってしまいます。そこで違う写真を2枚貼ることで、どちらが見えてもいいようにするのです。
今回は古道具屋で流木を1000円程度で購入し、なげしに乗せています。
10枚の写真を貼り合わせて5枚にし、麻紐とクリップで取り付けてみました。
応用編
時計の時間部分にする
好きな写真は、できるなら毎日見たいですよね。
部屋の壁時計の時間部分に写真を貼るという大胆アイデアで、大きなディスプレイにしてしまいましょう。
「時計なんてつくれないよ!」と思うかもしれませんが、大きめのホームセンターに行くと、時計の中身だけが販売されています。
今回使用した時計の材料はこちら。
説明書に従って組み立てていきます。
ポイントは、取り付け方。賃貸物件の場合、壁に穴を開けてはいけない場合がほとんどだと思いますが、そんなときは部屋の欄干を上手に使いましょう。写真では見えませんが、欄干にクリップ式フックをつけて吊り下げることで、壁に穴を開けることなく大きい時計を取り付けることができます。
写真では文字盤のところを木でつくっていますが、穴が1cm空いたものならどんなものでも文字盤にできます。
文字盤に総柄のマスキングテープで装飾をしてもいいかもしれません。
写真は正方形に切って、お気に入りの15点を選びましょう。
イルミネーション風ディスプレイ
クリスマスツリーを片付けて余った電飾を使って、暗い部屋に写真だけが浮かびあがる飾り方ができます。電飾と麻紐を巻きつけて、壁にテープを多めに貼って取り付けましょう。
ポイントは、電飾の光る部分と写真が一部だけ重なるようにすること。
重ならないと写真が暗いですし、重なりすぎると写真が見えなくなるので、左右のバランスが大事です。
飾り方をおぼえると、スナップが10倍楽しくなる!
以上、写真の大胆な飾り方をお伝えしました。
毎日何気なくとっている写真も、現像してディスプレイ方法を工夫してみると、魅力が倍増します。
今回は街の写真を使用していますが、仲のよい友達とのツーショットを使ったり、海外旅行のときの記念写真を使ってもいいかもしれません。写真は手軽に取り替えられるので、現像のカラーリングとあわせて、あなたなりのアイデアを試してみてください!