親元を離れて学生がひとり暮らしをするのは不安がいっぱい。特に気になるのは部屋選びです。
知らない街でどんなところに住めばいいの?家賃はどれくらいかかるの?今回は名古屋大学で一人暮らしを考える学生を例に、名古屋で物件探しをするための家賃の相場を調べてみました。
名古屋の一人暮らし家賃相場は?

名古屋で学生が一人暮らしをするには、家賃はどれくらいかかるのでしょうか。学生に多い1Kの間取りだと、家賃の相場はだいたい5万円を挟んで4万円~6万円の間のようです。
もちろん、栄や伏見、矢場町など中心部になるとワンルームでも6万円以上がざらになってきます。
【参考URL:http://www.leopalace21.com/search/r/type/area/?pref=23】
しかし、名古屋の大学の多くは中心部からやや離れた郊外にキャンパスを構えているので、周辺の家賃はそこまで高くありません。
そして、地下鉄網が充実しているため、郊外から中心へのアクセスがよいのが名古屋の良いところ。大学に通いやすく、なおかつ、中心部へ遊びに行くにも便利なところが狙い目です。
名古屋大学一人暮らし:路線別おすすめエリア

名古屋大学は千種区と昭和区の境目付近、名古屋駅から直線で9キロほど離れた郊外にあります。最寄り駅は地下鉄名城線の名古屋大学駅です。
キャンパスが広いので、構内の移動に自転車を使うと便利です。そのため、家から自転車で通学している人も多いようです。自転車やバイクで通学するとしても、雨の日や遊びに行くときなど地下鉄の駅が近いと便利です。
地下鉄沿線別に家賃の相場とポイントを見て行きましょう。
■1. 東山線
「覚王山駅」5.0~7.0万
「本山駅」4.0~6.0万
「星ヶ丘駅」4.0~6.0万
東山線は東西に走る名古屋地下鉄の幹線で、栄や名古屋駅など中心部に直通という便利さが特徴です。本山駅が名古屋大学駅のある名城線との連絡駅になっています。
大学に近いだけでなく、栄まで直通で10分程度と中心部へのアクセスがよく、遊びに行くにもバイトにも便利なのがポイントです。
ただし、その分、家賃は全体的に高め。中心部に通勤する社会人にも好立地なので、競合が激しくなります。築浅きれい目の物件は6万円前後のものが多くなっているようです。
■2.名城線
「本山駅」4.0~6.0万
「名古屋大学駅」4.0~5.0万
「八事駅」4.0~5.5万
名城線は名古屋の東側をぐるっと囲んだ環状線で、名古屋大学すぐの名古屋大学駅がある路線です。一見、大学以外何もない不便なところに見えますが、一回乗り換えれば名古屋中たいていのところへ行けてしまうのが環状線のいいところ。使い方によってはかなり便利な路線です。
何と言っても大学に近く、なおかつ、学生用のマンション・アパートが多いエリアなので、いろいろ選べて、家賃もリーズナブルなのがポイントです。八事日赤、八事など昭和区側の方が、全体的に家賃が安い傾向があるようですが、坂が多いので通学が大変かもしれません。
■3.鶴舞線
「川名駅」 4.5~5.0万
「いりなか駅」 4.5万~6万
「八事駅」 4.0~5.5万
鶴舞線はオフィス街の丸の内、伏見を挟んで北西から南東に走る路線です。乗換え一回でいろいろなところに行ける便利さもあります。
名古屋大学へのアクセスは他のエリアと比べてやや劣りますが、家賃の安い物件が見つかりやすいエリアのようです。
住む、学ぶ、遊ぶのバランスがポイント
キャンパスが少し郊外にある名古屋大学の場合は、住むところ、大学、遊ぶところの3つの場所のバランスを考えて部屋を選ぶのがポイントになりそうです。
家賃を安く抑えたい人も穴場が見つかるかもしれません。ぜひ参考にしてください。