いよいよ始まる新生活。春からの毎日に期待を膨らましている人もたくさんいるかもしれません。
特に大学入学などは、環境が大きく変わるもの。大学入学を機に一人暮らしを始める人も少なくないはずです。
新生活に必要なのが、物件選び。たくさんの候補の中から一つを選ぶのは大変でもあり楽しくもあります。
しかし、そこで不安なのが、初期費用。一人暮らしを始めるためにはたくさんの出費が必要となりがちです。
今回はこうした不安を解消すべく、「一人暮らしの初期費用を抑える」ための5つのポイントを解説します。

目次
1.敷金礼金なしの物件を探す
物件の契約には普通、敷金・礼金と呼ばれる「大家さんに支払うお金」がかかります。これは、初期費用の最たるもので、ネックになりがちです。
敷金・礼金のうち、敷金は数年後の退去時にある程度戻ってくるとはいえ、やはり負担は大きいですよね。
かつて、「敷金1ヵ月、礼金1ヵ月」の物件だと、他の費用も含めて初期費用全体が家賃の5ヵ月程度とされていました。
たとえ4万円の物件でも、20万円程度が一度に飛んでいく計算になります。
しかし!最近はこの敷金・礼金がかからない物件が増えてきています。
都心・郊外問わずワンルームが増加し、できるだけ空き物件とならないよう敷金・礼金なしを打ち出すところも増えてきているのです。学生が住むようなエリアだと特に、間取りや築年数が似ているため、学生に選んでもらうために敷金礼金なしを謳っている物件が多いこともあります。
2.仲介手数料なしの物件を探す
敷金・礼金ともう一つかかるのが、仲介手数料。かつては仲介業者に家賃の1ヵ月ぶんを支払うのが当然とされていました。
しかし最近では、仲介手数料なしを歌っている仲介サイトも出てきており、借りやすくなってきています。
人気のない物件だと仲介手数料がかからないというわけではなく、業者、管理会社、そして物件の条件によって変わってきます。
例えば、自社管理物件の場合も仲介にはならないので仲介手数料が不要になります。
物件の管理会社がすぐに借りて欲しい物件などでは、一定期間だけ「仲介手数料なし」となる場合もあるので、調べてみる価値があります。
3.フリーレントがないか調べる
フリーレントとは、文字どおり「無料で住める」期間。
大家からすると「1ヵ月空いているより、早めに借りて欲しい」という人に向けて、フリーレントを設定することが一般的になってきました。同じような物件なら、フリーレントがついている方が何万円もお得ですよね。
例えば「2月10日から住みたい」となったら、3月9日までがフリーレントとなり、3月10日から3月末までの家賃が日割りでかかってくるということがあります。
よくあるケースが「○月中に借りてくれたら、フリーレントを1ヵ月設定します!」ということがあります。早いもの勝ちということですね。
こちらも仲介サイトで「フリーレントあり」にチェックをいれて物件検索してみましょう。
・日当たりが悪い
・騒音がひどい
など、マイナス要因がないかを必ず内覧に行って確認しましょう。
4.単身世帯専用の引っ越し業者を探す
引っ越し業者も値段は業者ごとに1万円単位で変わってきます。
大手の引越し会社だけではなく、単身や小規模な引っ越しを専門とする業者があるので、調べてみましょう。
引っ越し業者を選ぶ場合は電話で見積もりをとり、どれくらい運ぶものがあるかどうかを伝えましょう。
5.家具家電で抑える
家具家電の費用も初期費用としては欠かせないものになります。
ただし、無理に新しく家具を購入するのではなく、家具付きの部屋を探すというのもありです。最初に家具を買わず、必要になったら順次オンラインショッピングで買い足していくと楽ですね。
また、インターネット上で家具を無料で譲りあうサービスもあるので、チェックしてみると安く手に入る家具が見つかるかもしれません。
6.早めに動く!
最後は、物件探しを早めに行う、ということ。人気の物件はすぐに埋まってしまいますし、仲介サイト上では「空きあり」となっていても、いざ問い合わせてみるとすでに埋まってしまっていることがよくあります。
大学生だと、住むエリアや家賃、住み始める時期が似通っているため、競争が激しいのです。そのため、大学入学や進学によるキャンパス移動が決まったら「すぐ」に物件探しにとりかかり、好条件の物件を見つけましょう。
敷金礼金等は家賃の数カ月分が基本のため、家賃が1万円違うだけで、初期費用も数万円変わってきます。
家具家電付きなら、レオパレス21の物件もおすすめ!
以上、初期費用を抑える方法をお伝えしました。
家具や家電代を浮かせたいと思った人にとってはすぐに役立つアドバイスです。賢く物件を選んだら、浮いたお金で楽しい新生活を楽しみましょう!