一人暮らしでは、家で飲み物をつくる機会も増えます。
お茶や紅茶とならんで、自分でかんたんにつくれるものといえばコーヒーですね。特に、お湯に溶かすだけで飲めるインスタントコーヒーは、忙しい朝にも大助かりです。
そんなインスタントコーヒーがさらに美味しく飲めたら、もう言うことなしですよね。今回はそうした美味しく飲むコツとアイデアをまとめました。
目次
ホットコーヒーは最初に「溶く」

ぎりぎりの水で溶いてから
美味しくするコツはたった1つ、「最初に溶く」ことです。コーヒーの粉を、ぎりぎり溶けるかどうかの水と一緒にカップに入れて、スプーンでかきまぜます。トロッとした状態になったら、残りのお湯を入れるという二段階です。
お湯は80度
また、お湯の温度も大事。紅茶は沸騰直前の95度前後がベストですが、コーヒーはさらに下げて80度前後がよいとされています。これは、コーヒー豆がもっとも抽出されやすくなる温度というわけです。
コーヒーカップで味が変わる
陶器や磁器、ガラスなどいろいろなコーヒーカップがありますが、一人暮らしにオススメなのは白の陶器のカップ。黒いコーヒーの色とメリハリがついて見た目も美味しそうですし、手入れも楽です。
なお、カップは使用前に必ず一度お湯を回し入れて温めてから使うようにしましょう。
美味しいカフェオレは電子レンジで
喫茶店でも美味しいカフェオレですが、自宅でつくってみようとすると「なんだかただ牛乳を入れた味だな〜」となりがち。
しかし、そこで使ってみると劇的に変わるのが、おなじみ電子レンジ。
〜つくりかた〜
(1)カップに牛乳(冷たいままでOK)と水を3:1の割合で入れる
(2)インスタントコーヒーをカップの上に丁寧に浮かべる(混ぜない!)
(3)電子レンジ600Wで2〜3分。
(4)豆の香りが出たら取り出し、かき混ぜて完成。
電子レンジを使うことで、豆が焦げて香りがつきます。これをマスターすれば、カフェタイムがもっと楽しくなりますね。
アイスコーヒーを美味しくする技
続いては、これからの暑い季節に飲みたくなるアイスコーヒー。自宅で水出しアイスコーヒーをつくることもできますし、ホットに比べて既製品のパックもけっこう美味しいですよね。
ここでは、アイスコーヒーにプラスしてちょっと入れるだけで美味しくなるものを紹介します。
コンデンスミルク
コンデンスミルクを使って、ベトナム式コーヒー「カフェ・シュア・ダー」を作りましょう。とても甘く、食後のデザートにいかがでしょうか。ベトナムではコーヒーに氷やコンデンスミルクを入れる風習があるのですが、濃いめのコーヒーにコンデンスミルクを入れると病みつきになるかも。
はちみつ
コーヒーに合うのは砂糖だけではありません。黒砂糖やハチミツなど、甘味料を工夫することで新しい味わいに出会えるかもしれません。
コーヒーにアイスを浮かべよう!
せっかくの一人暮らしですから、誰にも邪魔されない贅沢なカフェタイムを過ごしたいですよね。
そこで、バニラアイスを買ってきて、いつものインスタントコーヒーの上に浮かべてみましょう。
ついでに製菓コーナーで「チョコレートシロップ」まで買ってしまえば、もう贅沢三昧。
家に帰ってきたら、コーヒーの上にアイスを浮かべてその上にシロップを好きなシロップをかけてみるのはどうでしょう?
喫茶店で買うよりはるかに安いので、おすすめです。
アイスも、大きめのバニラアイスカップを買ってきて、冷凍庫から少しずつ使うと長持ちして何度も楽しめますよ。
まとめ
以上、コーヒーのアレンジレシピを紹介してきました。安いコーヒーでも工夫することでいろいろな味わいが楽しめるのです。
コーヒーは、忙しい一人暮らしの心を落ち着ける、生活のお供。ぜひ、楽しんでみてください。