みなさんは一人暮らしで、紅茶、飲んでいますか?
ひとくちに紅茶といっても、その種類はさまざま。じつは、安く手に入るティーバッグの紅茶を少しアレンジするだけで、いろいろなバリエーションを楽しめて、リッチな気分を味わえるのです!
今回は、自宅でつくる紅茶も簡単なレシピで、ぐっと美味しくできるカスタマイズレシピを紹介します。
初級編:ふつうの紅茶を美味しく飲もう
まずは、普通の紅茶の種類であるダージリン、アールグレイなどのティーバッグを美味しくつくっていきましょう。
(1)かんたん落ち着く!ロイヤルミルクティー
まずは誰でもつくりやすい基本のレシピ、ロイヤルミルクティーです。
ロイヤルミルクティーは、「牛乳と水を沸かし、紅茶の茶葉を入れて蒸らしたもの」、または「濃く入れた紅茶に、温めたミルクをたっぷり注いだもの」を指します。
「結局ミルクが先?ミルクはあと?」という疑問を持つ人も多いかもしれませんが、ここでは、「ミルクはあとから」がオススメ。
先に鍋の中で茶葉を濃いめに抽出してから、最後にミルクを入れましょう。
・お湯を沸騰させ、鍋の中にティーバッグを通常より長く2〜3分ほどつけます。
・鍋の中に牛乳を、紅茶:牛乳=2:1の割合で入れて再度沸騰させます。
(2)酸味をプラス!レモンティー
ミルクティーと並んで紅茶の基本となるのが、レモンティー。レモンはスーパーで1個百円程度で手に入ります。
輪切りにしてさっと浮かべましょう。
・通常の紅茶をつくります。
・カップの中に、2mm程度で輪切りにしたレモンを3秒間浮かべ、かきまわします。
・すぐにレモンを取り出します。しぼったり果肉を入れる必要はありません。
(3)リゾートみたい!タピオカミルクティー
台湾などの観光地などで見かけるタピオカドリンク。タピオカを、浮かべるだけでタピオカミルクティーがつくれて、気分上々。
タピオカはいったんお湯で茹でてから入れましょう。
・お湯を沸騰させ、タピオカが透き通るまで茹でておきます。
・(1)のミルクティーをつくります。
・1時間程度冷やしてから、飲みます。
中級編:フレイバーティーに果実をプラス!まぜるだけレシピ
続いては、紅茶売り場でよく見かける「フレイバーティー」をさらに美味しく飲む方法をお伝えします。もともと味がついているのですが、そこに同じ系統の具材を入れるだけで味がぐっと良くなります。
(4)少ない具材でつくれる、アップルティー
アップルティーには、切ったリンゴを入れて、さらに味をつけます。皮もしっかり洗えば入れてOKです。
・りんごの実や皮の部分をスライスします。
・鍋でアップルティーの茶葉とスライスしたりんごと煮込みます。。ティーポッドに熱いお湯とりんごを入れてもよいです。
・お好みでハチミツ、シナモンをいれます。
(5)イチゴがなくてもできる、ストロベリーティー
いちごがあればそれを浮かべるとそれだけで豪華なドリンクになりますが、一人暮らしでいちごはなかなか買えないもの。
そこでオススメなのが冷凍食品コーナーにある「冷凍いちご」。ケーキやパンケーキのトッピングに使うものですが、紅茶にもアレンジしてしまいましょう。さらに、いちごではなくいちごジャムを紅茶に混ぜてもおいしいです。!
・ストロベリーティーを用意します。
・あらかじめ常温に出しておいた冷凍いちごを入れて混ぜます。
・甘さを出したい場合は、いちごジャムを入れます。
(6)濃い味もつくれる!二層ピーチティー
ピーチティーはそのままでも香りが良くて美味しいのですが、味が薄めのため、物足りなく感じる人もいるかも。
そこで試してみたいのが、オレンジジュースとピーチティーを同じグラスに入れた「二層ティー」。
オレンジジュースは炭酸入りのものともあいます。
・ピーチティーを作り、冷やしておきます。
・長めのグラスを用意します。
・グラスに、市販のオレンジジュースを先に入れたあとに、ピーチティーをゆっくり入れます。
・かき混ぜずにそのまま二層で味わいましょう。
(7)何倍でも飲める!マンゴーミルクティー
フレイバーティーにもミルクはばっちり合います。特にミルクと相性バツグンなのが、マンゴーフレイバー。ミルクを加えると、まろやかさが増して何倍でも飲めてしまう味になります。
マンゴーミルクティーは、ミルクだけでなくピーチなど同系統のフルーツとも相性良しなので、混ぜて楽しいですよ。
・マンゴーフレイバーティーをつくります。
・ミルクを入れて混ぜます。割合はマンゴーティー:ミルク=3:1から試してみてください。
・お好みでミルクを増やしたり、ピーチジュースを入れてみてもいいかも。
上級編:まるでオシャレカフェ!家でこんなの作れちゃう
最後は上級編。手の込んだ紅茶は、友人を招いたときにも喜んでもらえること間違いありません。春夏につくりたいアイスティーレシピを中心に紹介します。
(8)漬け込んだ甘さ!ベリーティー
ベリーシロップをつくってしまってそれを紅茶に入れるという、上級者レシピです。
ベリーシロップとは、ブルーベリーやクランベリーなどベリー系果実を砂糖につけこみ、煮込んで寝かせたものを指します。
一度つくってしまえば瓶から取り出すだけで美味しい紅茶がつくれて便利ですから、トライしてみてもいいかも。
・ブルーベリーなどのベリー系果実を500gほど用意します。
・鍋に果実と砂糖を入れて、果実全体に砂糖をまぶします。
・水を入れて煮立てたあと、さらに弱火で20分ほど煮込みます。果実には触れず、混ぜないようにします。
・漉し器を用意し、煮立てたものを清潔な用意に漉します。漉したものだけをベリーシロップとして保存します。
・飲む時は、通常の紅茶にベリーシロップを混ぜて飲みます。
(9)夏を独り占め!マスカットティー
炭酸と砂糖でさっぱり夏ジュース!
市販の炭酸水+砂糖に、マスカットの清涼感が加わり、夏らしさ100パーセントのさわやかな味になります。
自販機のジュースと違って甘さを調整できるのもいいですよね。
・ティーバッグを多めに用意し、通常より濃く紅茶をつくります。
・鍋の中に砂糖またはグラニュー糖を混ぜます。
・冷ましながら氷を入れてさらに冷やしたあと、炭酸水と皮をむいたマスカットを入れます。
(10)気分はバーテンダー!? モヒートティーソーダ
一度はつくってみたいモヒート。ミントをたくさん用意しなければいけませんが、一度つくれれば自宅がおしゃれなバーに早変わりです。ノンアルコールで楽しみましょう。
・アイスティーをつくり、グラニュー糖を加えます。
・モヒートの葉を1枚ずつちぎり、氷とともにグラスにいれます。
・炭酸水と混ぜます。
(11)あまったバナナが大活躍・アイスバナナミルクティー
最後は余ってしまいがちなバナナを1本使ったアイスバナナミルクティー。意外な組み合わせですが、ハマるとやみつきになるかも。
・通常より濃いめに紅茶をつくります。
・グラスに氷を半分しきつめて、その上に皮をむいたバナナをそのまま置きます。
・紅茶をバナナにかけるように流し込みます。
・甘さが足りなければガムシロップを入れます。
紅茶のカスタムで楽しみ倍増!
いかがでしたか? 一人暮らしの強い味方・紅茶のオリジナルレシピをまとめてみました。
こんなカスタマイズの仕方もあるのか!とワクワクしている人、ぜひ試してみてくださいね。
毎日いろいろな味を楽しんで、よいティータイムを送りましょう!