プロが教える!ひとり暮らしでも美味しいコーヒーの作り方




目を覚ましたいとき、勉強に集中したいとき、読書するとき……。さまざまな日常の場面に寄り添ってくれる飲み物のひとつがコーヒー。お店のコーヒーもいいですが、ひとり暮らしでも美味しいコーヒーが飲めたら嬉しいですよね。

そこで今回は、タリーズコーヒー「コーヒーマスター」の資格を持つ佐藤諒さんに、プロ直伝のコーヒーをいれる方法を教えてもらいました。

タリーズコーヒー・佐藤諒さん

コーヒーの基本を知ろう

まずはコーヒーの保管や、淹れ方の基本を知っておきましょう。

保存の方法

コーヒーにとって大敵なのが 高温、多湿、光、酸素。コーヒーは香りがなくなりやすく、空気に触れて酸化すると品質も変わってしまいます。きちんと密閉して光が当たらないようにし、涼しく湿気がない場所で保管しましょう。

また、できるかぎり挽きたてのコーヒー豆(粉)を使うこともポイント。一週間前後で使い切るのがよいそうです。

タリーズでは、お店に豆を持っていくと無料で挽いてもらえるそうなので、こまめにお店に持っていき挽いてもらうと、香り高いコーヒーを楽しむことができます。

豆の挽き方

コーヒー豆を挽いた粒の大きさを「粒度」と呼びます。粒が細かいほど濃く苦く、粗いとあっさり目に仕上がりますよ。

自分で豆を挽く場合、一般的なペーパーフィルターを使うなら「中細(グラニュー糖よりやや大きいくらい)」~「中挽き(グラニュー糖とザラメの中間程度)」の細かさが良いでしょう。またコーヒープレス(フレンチプレス)は「粗挽き(ザラメくらい)」が最適。

(左)ハンドドリップ用、(右)フレンチプレス用

コーヒーの分量

コーヒーカップ一杯分(150~200ml)に対して、コーヒー10g程度が目安となります。抽出量が少ないときは粉を多めにするとよいですよ。

アメリカンコーヒーのような薄味のコーヒーが好きな場合は、上記の分量で抽出した後に、お湯を足してお好みの濃さに調節するのがおすすめ。豆の量を減らしたり、お湯の量を増やしたりすると、酸味が出すぎてしまったり、味は薄いのに苦味の強いコーヒーになってしまったりするので注意が必要です。

水と温度

水道水よりは浄水がおすすめです。コーヒーそのものの味わいを引き出すには軟水を使いましょう。

お湯の温度は90度が基本。沸騰したばかりの熱すぎるお湯だと、雑味や苦味まで抽出されてしまうのです。ただ、低すぎるのもNG。味が薄くなったり、酸味が目立ってしまったりすることも。

ハンドドリップのポイント

「ハンドドリップ」でコーヒーを淹れる方法をご紹介します。すり鉢状のドリッパー、ペーパーフィルター、サーバーを用意します。

サーバーは温めておく

コーヒーが抽出されて溜まる容器「サーバー」が冷たいと、コーヒーもぬるくなってしまいます。事前にお湯などを淹れて温めておきましょう。コーヒーが薄くならないよう、容器が温まったらお湯をしっかり切ってくださいね。

まずは「蒸らし」

コーヒーカップ一杯分の場合、コーヒー10g程度をフィルターに淹れて平らにならします。続いて全体にお湯をかけます。この時の量はお湯がポタポタと少し落ちる程度。全体にお湯をかけたら30~60秒ほど待ちます。この「蒸らし」が大切な工程なのです。

お湯は少しずつ、ゆっくり

コーヒーは最初に濃い味が抽出されるため、ゆっくり水面が上がるよう少しずつお湯を注ぎます。

「土手」は崩さない

コーヒー粉にお湯を注ぐと、粉が膨らんでドリッパーに「土手」ができます。これを崩さないようにできるだけ中心にお湯を注ぎましょう。

途中でお湯を切らさない

ドリッパーの中に泡が浮かんでいるように、ある程度お湯が入った状態をキープするように注ぎ続けます。最後はお湯が残っているうちにドリッパーを外します。

最後はコーヒーを混ぜる

コーヒーが抽出できたらサーバーの中をかき混ぜます。これはコーヒーの濃度を均一にするため。このひと手間でより美味しくコーヒーを味わえます。

コーヒープレス(フレンチプレス)の抽出

続いては少し本格的なコーヒープレスを使った抽出方法です。基本的にはハンドドリップと同様ですが、後半の手順が異なります。

器具をあたためる

事前に使う器具を温めておきましょう。

コーヒー粉を淹れる

コーヒープレスの場合、粗挽き(ザラメくらい)のコーヒー豆を使います。量はハンドドリップと同様にコーヒーカップ一杯分(150~200ml)に対して、コーヒー10g程度が目安となります。

コーヒー粉を蒸らす

粉全体が浸る程度にお湯をかけ、30秒ほど待って蒸らします。

お湯を注ぐ

軽くかき混ぜる

浮いた粉がまんべんなくお湯につかるようスプーンなどで沈めるようにして、水面のあたりをサックリかき混ぜます。

プレスする

4分待ってプレスします。複数のカップに注ぐ場合、お茶を淹れるときのように複数回にわけて濃さが均一になるようにします。

コーヒーの基本、そして「ハンドドリップ」、「コーヒープレス(フレンチプレス)」でのコーヒーの淹れ方をご紹介しました。これらはあくまで基本のコーヒー抽出方法。豆の挽き方、お湯の温度などで、コーヒーの味は大きく変わるそう。方法にとらわれず、自分の好みに合わせて自由に楽しんでみてください。

タリーズコーヒーが主催している「コーヒースクール」では、今回紹介したドリップ式のコーヒーの淹れ方やコーヒープレスの使い方はもちろん、いつものコーヒーをより自分好みの味にする「アレンジコーヒー」について学べたり、もっと本格的なコーヒー体験に参加できたりします!コーヒー好きの方、是非一度参加してみてはいかがでしょうか?






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