同じ屋根の下で、好きな人とともに暮らす。同棲直前はワクワクした気持ちだったはずなのに……。
実際に同棲がスタートすると、次々と現実を突きつけられてしまった!理想と現実の差を感じはじめると、つい心の中で「このまま結婚してもいいのかなぁ」なんて不安になってしまったり。
今回は、同棲あるあるエピソードをご紹介します。
洗いもので揉める
一緒に暮らしていると、一応、二人で協力しながら家事をするときがでてくると思います。
彼がいつもより疲れているからと思って、一生懸命洗いものをしていたら、突然、彼が隣に立ち「これ、まだ泡ついているよ」の一言……。
彼が指摘したのは、コップの淵についていたほんのわずかな泡。指摘する前に水で流せばいいものの、わざわざ彼女を怒るあたりが、彼の器の小ささを感じちゃいますよね。
そもそも、そこまで指摘するなら、なにもかも家事をお任せするのではなく、彼自身が率先して進めればいい話。彼は他人ですから、一緒に暮らしてみて、はじめて「この人って、こんな小さいことで怒るの?」と、学んでいくのです。
お手洗いの使用方法が気に入らない
今まではお手洗いも、自分の好きなように使えました。とくに一人暮らしの場合は、汚れないようにと、時間があれば掃除をしてキレイに整えていたはずです。しかし、彼と一緒に住むとなると、そういうわけにはいきません。
ある女性は、彼と一緒に暮らしはじめたときに、彼がお手洗いで用をたすときに本を持ち込むのが許せない、と話していました。しかも、その本はお手洗いの中に積んだままにしておくんです。
彼女の仕事はフリーライター。一生懸命、書いた本をお手洗いに置いておくのが、どうしても許せなくて、最終的には彼との生活ではなく、お手洗いを自由につかえる空間を(一人暮らし)選びました。普段、彼がどのようにお手洗いを使っているのかも、一緒に暮らしてみて、はじめて分かることですね。
生活リズムが違いすぎて調整するのに一苦労
ある女性はフリーランスで昼夜問わず働いている状態。一方、彼は公務員で朝には起床し、夜23時には寝る、という生活リズムの合わない二人が一緒に暮らすことになりました。
彼はあくまでも23時には寝たがるわけですから、彼女は必然的に彼のリズムに合わせなければいけなくなってしまったのです。しかし彼女は彼女で、調子のいい時間帯と悪い時間帯があって、いくら好きな人のためとはいえ、生活リズムをまるごと変えるには限界がありました。
結局、二人は同棲をして、わずか数か月で破局に至りました。生活リズムが違いすぎる二人が一緒に暮らすのは、なかなか大変……。
部屋着の定義が違う
「部屋着」と聞いて、どんな服装を思い浮かべますか?部屋着=パジャマ、と考える人もいれば、部屋着は普段着よりも少しゆるめの服装だけど、パジャマとは少し違うと思う人もいます。
人によって部屋着の定義は異なりますから、いくら付き合っていても、実際に暮らしてみて、はじめて部屋着の定義が違ったことに気づかされるのです。
たとえば、彼女は休日もパジャマで過ごしたいと思っていても、彼は起床をしたら普段着に着替えなければいけない、と考えている場合、異なる服装の二人が一緒にいるのは、非常に違和感を覚えます。
彼に合わせて正装をするのも疲れるでしょうし、彼も彼で彼女に合わせてゆるい格好で過ごすのがストレスに……。
同棲は決して楽しいことばかりの日々とは限りません。むしろ、お互いの嫌な部分をたくさん見なければいけません。綺麗事なんて言っていられないのです。
同棲生活を成功させたいなら、ストレスを抱え込まないように(相手に八つ当たりしないように!)お互いに気をつけましょう!