恋人との初めての同棲。今まで週末しか会えなかったのに、今度は毎日一緒にいられる……。そう思うだけで、ワクワクが止まらないはず。
ただし同棲をする以上は、準備にも力を入れなくてはいけません。二人だけでは完結しない部分もあったり、なかったり。
今回は、初めての同棲に向けて早いうちから考えておきたいことをご紹介します。
お互いの家族に恋人を紹介する

同棲をするカップルの多くは、「結婚」前提のお付き合いの方が多いのでは?そのまま事実婚をする場合は別ですが、お互いに結婚する意思があるうえで同棲をするなら、それぞれの家族に紹介をするのがマナー。
親の世代によっては同棲に対する偏見をもつ人も。必ずしもお互いの家族が許してくれるとは限りません。
まずは、それぞれが両親にご挨拶する機会をセッティング。両家の顔合わせまで行うケースもありますが、、両親からの許可が無事にとれたら、同棲の準備を始めましょう。
彼女の親が反対するというのはよくある話ですが、最近は彼の両親が反対をする場合があるとか……。
万が一、同棲プランにストップがかかってしまった場合どうするのか、二人で考えながら、家族に恋人を紹介しましょう。
結婚を前提とした同棲かどうかを、お互いに確認する

そもそも、結婚を前提とした同棲ですか?
自分はそう思っていても、彼が同じ気持ちを抱いているとは限りません。もしかしたら「一緒に住みたい」と思っているだけで、結婚をしようとは思っていないかも。
多くの男性が誠実な交際を求めているからこそ同棲へとステップアップしたいと望みますが、なかには単純に誰かに側にいてほしいだけという安易な発想をもつ人もいます。
同棲を始めてから「こうなるはずじゃないのに!」と後悔しないように、お互いの意思確認をとりましょう。
結婚する意思が固いなら、同棲を始めてから〇年以内に、と具体的にスケジュールを決め、中途半端な状態にならないように、対策をとってくださいね。
万が一、妊娠をしたら?

同棲をするときに、それぞれの両親が反対するのは「万が一、妊娠したときに二人でやっていけるのかどうか」が気になるからです。
今の時点で彼に経済力はあるのか。家族を養えるだけのお金を稼げているのかは、考えなくてはいけない部分です。できちゃった結婚も一つの人生ですが、やはり結婚や子育てには計画性が必要です。
とくに子育ては出産をして終わりではなく、彼らが大人になるまで親としての義務を果たし続けなければいけないという大きな、大きな責任があります。
ですから、きちんと貯金の状況や二人の状態をみながら前に進むのが本来は理想的のはずです。同棲を始めるときは、万が一妊娠をした場合まで考えたうえで計画を立てましょう。
お互いにベストなタイミングが訪れるまでは、妊娠をしないよう対策をとるというのも、大人が考えなければいけないこと。
家事の分担を明確にしておく

同棲が正式に決まり、住む場所まで決まったら、家事の分担を明確にしておきます。一緒に暮らし始めたら待ったなしで仕事と家事の両立に追われます。
お互いに働いている以上「女性が家事をするべき」なんて考えは、時代遅れ。もし彼が亭主関白になりそうなら、同棲をはじめる前から家事は分担することを認識させておく必要があります。
彼にも家事を手伝ってもらわなければ暮らしが成り立たないことをよく理解してもらいましょう。曜日ごとに家事を分担する方法もあれば、得意な家事ごとに役割を分けるやり方も。女性だけに負担がかからないように、彼にも手伝ってもらって。
同じ屋根の下で一緒に暮らすのは、想像以上に大変なこと。可愛いエプロンをつけて彼のために料理をする、というのは夢物語。
実際は仕事と家事に追われ、疲れがたまるたび、彼に八つ当たりするなんてことが日常茶飯事かもしれません。彼との生活ペースを一日でも早く安定させられるように、二人で話し合いながら準備を進めましょう!