こんにちは。こりあゆです。
私は6年間程、留学ブロガーとして、普通の日本人が、日本の高校を卒業後、韓国で大学に入学し、海外生活を送っている日常をブログに綴っています。
今回はインタビュー記事に続き、私の韓国での一人暮らしでの経験をシェアする事になりました。
日本と韓国はアジアの中でも文化は他の国に比べたら近くて似てるだろう、、私もそう思っていて、あまり外国という意識のないまま18歳から一人暮らしをスタートしました。
しかし、実際に住んでみると住まいに関しては驚く事が沢山ありました。
学生用の住宅施設が多く、一見学生には住みやすそうに思えるのですが、外国人として生活をするとなると日本での常識と全然違って困惑する事も多々あり、そしてトラブルに巻き込まれた経験もありました。これからシェアする内容を通して、韓国生活を送る留学生の方々の為になったら嬉しいです。
契約を結ばない「コシテル」での暮らし
大学付属の語学学校や大学に通う場合は寄宿舎があることが多いです。
ですが私は部屋を知らない人と共用する事が苦手だったので、複数人で部屋を共有する寄宿舎には住まないことに決めていました。
寄宿舎の場合1人部屋もある所はありますが、家賃が高い場合が多いので、自分で住まいを決める事にしました。
まず最初に私が選んだのは「コシテル」でした。
高校生の頃にも1ヶ月韓国に短期留学した際に、アカデミーおすすめのコシテルがなかなか良かったので、また住んでみようと思っていました。
ですが、高校卒業後すぐに韓国へ渡る際にネットで決めたコシテルは、写真と違う、小汚く狭い場所でした。
歩くスペースは1-2畳ほどしかなく、換気扇はほこりまみれ。
そしてコシテルは布団がない事も多いのですが、布団が置いてあったので「この布団は使って良いのか」と聞くと「布団なんてあった?あったなら使っていいよ」と。つまり管理人が用意したわけではなく、前に住んでいた人が置いていったものだったのです。
問題は、布団の存在を知らないと言う事は、前の住人が出て行ってから部屋に入っていないということ。つまり、破損などの確認はおろか、掃除も一切されていなかったんです。

(韓国の語学留学開始直後。延世韓国語学堂*ブログ「レレレレベルテストいじめやん!!」参照)
とにかく色んな事が適当、適当、適当。
アジアだとはいってもここは外国、日本のようにとはいきません。
さすがにここに長くは住めない。荷物が少ないうちに引っ越そうと思い、2週間程で歩いていける距離の場所にある、下宿に引っ越す事を決意しました。
管理人にだめ元で「1ヶ月分の家賃はもう払ってしまったが、この施設に満足できなかったので、2週間分だけ引いて返してくれないか」とお願いしてみたところ、すんなりとオッケーしてくれ、見事お金は戻ってきました。
コシテルは一週間単位で短期の学生の受け入れをしている所もあるので、コシテルだったからこそ可能だったのだと思います。
基本的にコシテルや下宿はちゃんとした契約はなく、ほとんどが口約束です。
だからこそ適当で困る部分も沢山ありますが、融通が効いたりする部分も沢山あるので、日本ではこれ図々しくて言えない、というような事でも言ったり聞いてみたりすることが大事だと学びました。
ルールゆるめの共用物件「下宿」
次に住んだ下宿はコシテルとは少し違い、オーナーさんがいて、朝ご飯と夜ごはんが用意されていて、個人の部屋があり、トイレは共用、という環境でした。
ホームステイに少し似ていますが、ホームステイ程はルールが厳しくなく、門限は普通ありません。
そして、家族として迎えられるというわけでもないので、私は自由で気楽でした。
下宿では困る事はあまりなかったと思います。ただ、下宿はオーナーによってルールも違えば「下宿はこうでなければいけない」という決まりもありません。
下宿によって提供される食事は全然違い、友達の下宿は毎日カレーやサンドイッチが用意されるのに対して、私の下宿では毎日おかずが辛い葉っぱのようなものとナムルだけ。私が当時苦手なものばかりだったので、ふりかけを持参したり結局外食をしてしまったこともありました。
それでも家賃は5万円弱程度。コスパは良かったと思います。
次のページでは、韓国でお部屋を契約する時に気をつけたいポイントについて聞きました。
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