一人暮らしを始めると買い物も楽しく、服や家具家電、荷物が多くなり、結果として「物の置き場所がなくなる」なんてことありませんか。実家暮らしの時にはあった押入れ、納戸がなくなった結果、ものが大量に溢れかえって居住スペースも侵食されている人も少なくないでしょう。
広いキッチンや広い部屋、そして無限の収納スペース。そんな妄想をする一方で、一人暮らしの現実はこんなもん。
・ものが溢れて足場がない
・お風呂場も狭くて窮屈
・キッチンには調理スペースがない
・調理器具を置く場所がない
・小物が溢れて何かがおかしい
・服がぐちゃぐちゃ放置されたまま…etc.
こんな悩みを解決するのが、「少ないスペースを有効活用できる、便利な収納家具」です。収納といえば大掛かりなものをイメージする人もいるかもしれませんが、今回紹介するものはいずれも一人暮らし用にもぴったりのサイズと価格。気軽に使えるんです。
では、早速紹介していきましょう。
目次
バス・トイレの収納にはステンレス製収納
まずはバスとトイレです。意外と物を置きたくなるのが浴室で、シャンプー、リンス、ボディソープ、石鹸、洗顔料、カミソリだけで、もう物溢れっぱなしですっごい。
一人暮らしの方だと浴室が狭かったり、シャンプーなどを置く場所がなかったりということもありますから、ばっちり整理したいものです。
(1)水気が多くても安心・ステンレス製物置き

まずはバスカウンター。ポンプ式シャンプーを5本も収納可能で、ユニットバスでも邪魔にならない設計になっています。掃除するときもこのバスカウンターごと動かせるから掃除もらくらく。ステンレス製でさびず、カビも生えないため、衛生的です!
ステンレス製のラックは、いわゆる大衆量販店の家具コーナーに1000円-2000円で売ってます。安いものなら百均、あるいはIKEAや無印なんかにもありますね。カビる前にすぐ買いましょう!
(2)立ったままシャンプーに手が届くシャンプーラック

次は固定式シャワーラック。
立ったままシャンプーボトルに手が届いたら、毎日のシャワーも楽々ですよね。こちらはシャワーフックに差し込むだけで壁面にしっかり固定されるため、手元に物を揃えることができます。
しゃがまずに済むのはうれしいですね。こちらもさびに強く清潔なステンレス製です。私も自宅で使用していますが、下に置くものよりも壁掛けの方が使いやすいですね。お手入れも簡単なのでおすすめ。
僕自身、鉄の持ち手がついたプラスチックのカゴを物入れにしていたのですが、ある日カゴをどかすと鉄の持ち手部分がボロボロにさびて、浴室の床とくっついていました。これ、どんな洗浄剤を使ってもとることができず、退去のときに弁償することになりました。
そんな勿体無いことをしないですむよう、バスルームに置く棚の材質には細心の注意を払ってほしいです。
キッチン収納は「縦型」で決まり。
続いては自炊がぐんと楽しくなるキッチン収納。
キッチンまわりには、「よく使うもの」と「あまり使わないもの」が出てくるため、それを見極めて上手に分類するのがコツです。狭くても置き方を工夫すると、置ける物の数がぐんと増えます。
特に、ほとんどのお家で「物を置く場所がない」「調理スペースがない」と悩んでいることでしょう。私も以前の家はシンクが狭くて本当に嫌でした。だけど、収納1つであっとういまに広々キッチンに生まれ変わるかも?
(3)シンクの上に置くだけでキッチン広々 水切りラック

シンクの上のスペースを有効活用できたら、キッチンは一気に広くなります。
こちらの置くだけ収納は、シンクの上に置いて付属のドライバーでネジどめして設置完了です。水切りネットは皿が立つように設計されているため、衛生的。箸立てやグラスラックなど、ちょうどいい位置に設計されています。
とりあえず安いのでいいという方は、百均でもラックを購入することができます。百均のラックでも十分なスペースが確保できますが、やっぱり耐久性に弱いのでその辺は注意。ラックは2000円前後のものが多いので、お金がなくて悩んじゃう方は「百均ラック」+「百均の洗い物カゴ」をセットで買うのがおすすめです。
(4)よく使う調理器具を手元に。タワー収納
料理を始めると、よく使う調理器具としてヘラやおたま、穴ジャクシなどの出番が多くなります。これらは壁のフックに下げておければよいのですが、フックがないことも。そこで活躍するのがこのタワー型の収納。奥行も利用して6個のキッチンツールを収納できます。
タワー型の収納も使えば、壁に書けるスペースがないキッチンでも、戸棚の中や、棚の上に広々スペースを確保できます。
次のページでは「物置がちなレンジの上」で使える収納を紹介!