ひとり暮らしで不安な事のひとつが「虫」との闘い…。いくら虫対策をしていても、虫が出て来てしまうことはあります。
何とか殺虫剤などで殺すことはできても、「このあとどうしよう!」 となりますよね。今回は虫にできるだけ近づかずに処理する方法をご紹介します。
※虫の写真やイラストも無理! という人もいると思いますので、虫関係の画像は使っておりませんのでご安心ください。
専用の処理道具
世の中にはムカデやクモなどの虫に触れずに、(できるだけ)視界にも入らないように捨てられる便利な道具があります。
粘着テープでキャッチするもの、マジックハンドのようなもの、毛が開いてムカデやクモなどの虫を包み込むものなど、いくつかタイプがあります。値段も1000円から3000円程度なので、本当に虫が苦手な人はひとつ持っておくと良いかもしれません。
トングや火ばさみ
虫だけでなく、ベランダの排水口にたまった落ち葉やごみも処理できるので、一本置いておくと便利です。ごみ拾いなどに使う柄の長い「火ばさみ」と呼ばれるタイプも良いですね。
ほうき・ちりとり
原始的な方法ですが、直接虫を触りたくないときには一番簡単な方法かもしれません。ささっとほうきでちりとりに入れて、ごみ箱へ。これらは玄関やベランダの掃除にも使えるので一石二鳥です。
掃除機
パイプノズル付きの場合は、できるだけ長いものを使いましょう。紙パックタイプなら吸い込んでそのまま捨てられます。
紙パックタイプでない場合、ストッキングや網状のごみ袋などで吸い込み口を覆って、虫を吸い込みます。そしてごみ袋の上でスイッチを切り、そのまま袋の口を縛ればOK!
※ゴミ袋をしばるときは、虫のうえにティッシュなどを置いて覆う、眼をそらす、焦点をぼかす、などの方法で頑張りましょう…。
ペットボトル
大き目のペットボトルがある場合、カッターなどで底の部分を切り取り、口の部分を持ってスコップのようにすくう方法もあります。
ただ、比較的虫との距離が近く、透明なので見えてしまうのが難点です。対処した虫を拾うときは、上記のゴミ袋を縛るときのように、なるべく見ないようにしつつ一瞬で行いましょう。
<作り方>
①ペットボトルの底をカッターでナナメに切り取る
②切り口がギザギザしているので、ガムテープなどでカバーする(なくてもOK)
③虫をスコップのようにすくう(床の上だと滑ってしまうので、壁際に追い詰めるか、丸めた雑誌などで中に入れるとよい)

以上、虫にできるだけ近づかずに処理する方法をご紹介しました。
虫を無事に処理出来たら、万が一にも復活して出てこないように、ビニール袋に入れて口をしっかり縛っておきましょう。また、虫を処理した箇所もキレイに掃除しておくと安心ですね。
見たくないのはもちろん、ゴキブリなどの虫は危険なウイルスを持っていることもあります。近づくのは嫌ですができるだけ早く、確実に処理しましょう。
ライター 松葉暁