引越しには意外とお金がかかります。安く済ませようと、引越し業者を頼まずに、家族や友人の力を借りて引っ越しをする人たちもいますね。
しかし、自分で引越しをして失敗したケースもあるようです。今回はそんな失敗談をご紹介します。
①ダンボールが足りなくなった
引越しの荷造りにはダンボールが不可欠。しかし、荷物が多い場合、自分で必要なぶんのダンボールを用意するのは結構大変です。前日夜にダンボールが足りないことに気づき、漫画などをたくさん捨てたというエピソードも。
引越し業者にお願いすれば、数十枚単位でダンボールがもらえるので、その点は楽ですね。
②壁を傷つけた

引越し業者なら、エレベーターや階段などに傷がつかないように「養生」をしてくれます。しかし、自分たちではなかなか難しいですよね。また、大きな荷物、重い荷物を運び慣れていないのであちこちぶつけてしまったという人もいます。
③車を停める場所がなかった

新居の近くの駐車場が満車。アパートの前に車を止めて荷物を運び出していたら、大家さんに「…まだかかりますか?」とプレッシャーかけられたというエピソードも。
荷物の運び出しは時間がかかりますし、駐車禁止の道もあるので要注意です。大家さんにも自分たちで引越しをすること、車を停めさせてもらうことをあらかじめ伝えておくといいですね。
④洗濯機から水が漏れた

レンタカーで洗濯機を運ぼうとしたところ、縦だと入らず横にして積み込もうとしたら、ホースに残っていた水が出てきてシートがびしょびしょになったというケースも。
洗濯機は運ぶ前にホースを外して水を抜いておきましょう。また、車に汚れが付かないように、あらかじめ座席にビニールシートなどを敷いておくのもよさそうです。
⑤レイアウトをあとから変えるのが大変だった

適当に荷物を入れてしまった結果、部屋の動線がおかしなことに…。直そうと思っても大きな棚や冷蔵庫はひとりで動かすのが大変ですよね。
引越し業者の人にお願いすれば、自分の希望するところに家具家電を置いてもらえます。
自分で引っ越しをするときは慎重に

引越しのお金を安くするために、自分で引越しをしたくなる気持ちもわかります。ただ、引っ越しはかなり大変な作業。きちんと準備をしておかないとトラブルにつながります。
不安な人はやはり引っ越し業者に頼むのが安心です。世の中にはたくさんの引っ越しサービスもあるので、ぜひ自分に合ったものを検討してみてください。
ライター 松葉暁