部屋探しをするときに収納の多さを重視する人も多いと思います。
収納スペースはあとから増やせませんし、引っ越しする前に収納の量などを考えことは大切です。そこで、収納が多い部屋がいい人におすすめなのがロフト付きの部屋!
ロフトとはもともと屋根裏部屋を指すことばで、部屋の一部が2層式になっているものです。今回は収納にも便利なロフトのメリットやデメリット、有効活用の仕方をご紹介します。
目次
ロフト付き部屋のメリット

・収納スペースが広がる
ロフトの最大の魅力はたくさんのものを収納できることです。もうひとつ小さな部屋がついているイメージなので、荷物が多い人にとっては嬉しいですね。普段使わないもの、見せたくないものなどをロフトにしまえば、普段生活するスペースがすっきりします。
・天井が高くて開放感がある
通常の部屋に比べて、ロフトがあると天井が高くなるのが嬉しいですね。開放感があり部屋も広く感じられるでしょう。ロフト付きの部屋に住んでいた人曰く、ロフトから下を眺めながらリラックスするのがいいそうです!
・生活スペースをわけられる
ロフトとメインのフロア、まるで部屋が2つあるように生活できます。ロフトを趣味や勉強スペースにしたり、いろいろな使い方ができそうですね。ロフトは高い位置にあり視点も変わるので、気分も切り替えられそうです。
ロフト付き部屋のデメリット

・上り下りが面倒
ロフトははしごで上り下りをします。忙しい朝など、ロフトに忘れ物をしたりすると取りに上がるのが面倒になりそうです。また、寝ぼけているとき、体調が悪いとき、酔っぱらっているときなど、落ちないように気を付けないといけません。
・置けるものに制限がある
はしごは手を使わないと登れないので、大きな家具などを抱えて持って上り下りすることは難しいです。また、ロフトは天井が低いので高さのあるものも置けません。
引っ越しや模様替えの際などは、ロフトに運び入れられるか? 持ち出すことができるか? をきちんと確認して家具や寝具を買いましょう。
・夏は暑い
ロフト経験者が口をそろえるのが「夏は暑い」というデメリット。暖かい空気は上に行きますし、ロフトにはエアコンなどを付けないことが多いので、夏は灼熱だとか。夏場はロフトを寝室にするのは、やめたほうがいいでしょう。反対に冬は温かくてよさそうですね。
・上の階の音が響く
ロフトは天井に一番近い=上の階の床に近い場所です。そのため、上に住んでいる人の生活音がダイレクトに響いてくることもあります。自分が最上階に住んでいたり、建物自体が一階建てだったりするケース以外は、音が気になる可能性についても頭に入れておきましょう。
ロフトの有効活用方法

・勉強スペースにする
生活スペースとわけられるので、集中して勉強や作業をするスペースにするのもおすすめです。大きな机などは運び入れるのが大変なので、折り畳みできる机やローテーブルなどにするといいですね。
・好きなコレクションを飾る
とことん趣味にこだわったスペースにするのもいいですね。収納方法は小さな棚をいくつか並べると模様替えもしやすいですよ。せっかくなら間接照明や大きなクッションを置いてリラックススペースにしてみては? 好きなものに囲まれて至福の時間が過ごせそうですね。
ロフト付き物件には魅力がいっぱい
ロフトがあると上のフロアと、下のフロアをわけて使えるので、さまざまなメリットがあります。
特に生活エリアと収納エリアをわけられるので、お部屋がスッキリしますよ。特に服やバッグなど荷物が多い女性におすすめです。
部屋がもうひとつ増えるような感覚で暮らせるロフト付きの部屋、ぜひ検討してみてください。
ライター:松葉暁