ひとり暮らし初心者の皆さんこんにちは。しおひがりです。
ところでみなさん。恋、してますか。せっかく始めたひとり暮らし、憧れるのはやはり恋人と家でのんびり過ごす時間ですよね。
ということで、今回の地に足アドバイスは「気になるあの人をお家に招く時に使える小技」です。二人きり、あるいは複数人の宅飲みでも、意中の人が自分の部屋に遊びに来る時は大チャンスです。いつもの部屋に一工夫して憧れのあの人の好感度をあげましょう。うまくいけば付き合ってくれるかもしれません。
それではひとつめのアドバイスです。
消臭スプレーを撒き散らして部屋をいいにおいで満たそう

ひとり暮らしをしている部屋は暮らしているうちに、知らず知らず固有のにおいを持つようになります。においは慣れてしまうので毎日をそこで過ごす家主は気づきにくいんですが、外から来た人にはすぐに気づかれます。友達の家のにおいってありますよね。
「友達の家臭」は多くの場合不快ではありませんが、特別いいものでもありません。ましてや僕達は友達の向こう側に行きたいわけですから、友達の家臭は部屋からさっさとなくしてしまうのがいいでしょう。
方法は簡単です。未来の恋人が遊びに来る直前に、市販の布用消臭スプレーを部屋のそこらじゅうに撒き散らしましょう。徹底的にです。断固撒き散らしてください。いろいろな種類がありますが、僕のおすすめは某海外製の柔軟剤のにおいのものです。無臭のものは選ばないほうがいいでしょう。
消臭スプレーを使うのがポイントです。消臭スプレーはアロマオイルやお香などのおしゃれ過ぎるアイテムと違って「狙ってる感」がありません。相手を引かせたり警戒させたりすることのない消臭スプレーは、激戦必至な恋愛最前線でのあなたの相棒、信頼のおける優秀なピストルです。
消臭スプレーを親の仇のように撒き散らしたあなたの部屋へ遊びに来た意中の人は間違いなく「あれこの家めっちゃいいにおいだね。なんかしてるの?」と聞きますが、「いや特になにも」とスカした態度で答えましょう。
花を壁に吊るそう
よほどのコンセプトを持ち手間やお金をかけてインテリアにこだわらない限り、部屋をおしゃれにすることは困難です。
「安かったから」「貰ったから」「なんとなく」特にこれといったこだわりなく無造作に選んだ家具や家電を組み合わせたところで出来上がるのはそうです。「友達の家」です。変に居心地はいいが取り立てて特徴もおもしろみもない部屋、それが友達の家。恐らくこの記事を読んでいる多くの方の家も友達の家化してしまっているかと思います。そんな普通すぎる家に意中の人を連れてきても特別な印象を与えることはできませんよね。
しかし、たったひとつアイテムを部屋に添えるだけで、そんな家の雰囲気もがらりと変えることができます。
そのアイテムとは花です。しかもただ壁に吊るすだけ。たったこれだけでただの友達の家が瞬く間に「何者かの家」になってしまいます。
花をなぜ吊るすのかといえば、本来はドライフラワーを作るためです。しかしここで肝心なのはドライフラワーそのものではありません。大切なのは「花を壁に吊るしてドライフラワーを作っているシチュエーション」です。これこそが強烈な「何者か感」を演出してます。
花を貼り付ける壁はなるべく玄関から見える位置がいいでしょう。玄関を開けた瞬間に目に入るドライフラワーで、只者ではないかのような雰囲気を開幕からアピールすることができます。
「へえ、花好きなんだ」と意中の人に聞かれたら、肩をすくめながら「いや、たまたま」とスカした態度で答えてください。なにがたまたまなのかは僕もよくわかりません。
いかがだったでしょうか。
ぜひ今回の地に足アドバイスを参考にして素敵な恋を育んでくださいね。うまくいかなくても僕のせいにはしないでください。だいたい恋なんて運なんですよ。
それではまた。