「1R 8畳で家賃30,000円」
物件探しをしていて、このような「カクヤス物件」を見つけたことはありますか?東京の1Rは安くても50,000円台。それ以下なんてありえない!という中で30,000円なんかあったら飛びついちゃいます。
ですが、こういう物件には大抵「理由」があります。
その理由の1つに「風呂なし」であるということ。
大抵の人はここで「風呂なしの物件には住めないなー」と思って諦めるでしょう。そして家賃が倍となっても風呂ありの物件に決めていく…
そのような状況の中でたまに「風呂なしに住んじゃってる人」がいるんです。
今回は、僕が知人に聞いた「風呂なし物件に住んでいるときの対処方法」を5つ紹介します。
風呂なし物件の魅力と問題点

そもそも「風呂なし物件」と聞くと、条件反射で「ここはない」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。このご時世、風呂なしに住む人いないでしょう、と。
では、なぜ風呂なし物件はまだまだ存在していて、さらに住む人がいるんでしょうか。
風呂なし物件が存在する理由
そもそも、昭和の頃には風呂なし物件は多く存在していました。ダウンタウンの松本人志さんなんかも幼少期には風呂がなくて、近所の銭湯に通っていた話をよくしています。
というように、そもそも風呂がついていないことも多く、そのため近隣には多くの銭湯が存在していました。
昔のドラマや映画を見ると銭湯のシーンが多いのは、あれが日常の風景だったからです。
しかし、一般家庭に風呂やシャワーが普及するようになると、銭湯の需要は減っていきます。その影響もあり、以前と比較しても銭湯は数が減ってしまうんです。
そして、残った風呂なし物件。風呂なし前提で作られた物件に風呂・シャワーをつけるというのは、水道工事やガス工事などの手間もあり、簡単にできるものではありません。
その結果、当時の風呂なし物件は風呂なしのまま存在するようになったんです。
風呂なし物件に住む人のメリット
一方で、風呂なし物件にも魅力があります。まずは単純に「家賃が安い」ということ。
風呂がないことで、東京だと平均1-3万円程度は家賃が安くなります。
また、前述の通りで風呂なし物件は近くの銭湯に通うことを想定して作られているので、近所の銭湯が潰れていない限りは、銭湯通いのストレスも少なく、生活を送ることができます。
あとはシャワーを使わないのでガス代、水道代の節約になります。広い物件にすみたいけど家賃は抑えたいという方にはおすすめです。
では、具体的に「風呂なし物件に暮らす人の生活術」の紹介にうつりましょう。
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