歩きやすくて、いろいろな服に合わせやすいスニーカーは、大学生ファッションのマストアイテム! でも、汚れたりボロボロになったりしたスニーカーを、そのまま履いていませんか?
意外に足元は見られていますよ! そこまで高額なスニーカーでなくても、きちんと手入れされた靴を履いていれば友達からも、異性からも一目置かれるはず。今回はスニーカー好きな大学生だったら知っておきたい、スニーカーのケア方法についてご紹介します。
目次
スニーカーのお手入れ方法
スニーカーにもさまざまな素材があり、お手入れ方法も異なります。それぞれの素材ごとのケア方法は以下の通り。
・レザースニーカー
革製のスニーカーは、まず天然皮革から人工皮革かを確認します。天然皮革に関してはブラッシングをして汚れを落とした後、専用クリーナーおよびクリームを用います。無色の乳化性クリームを使うことでレザーに栄養を染み渡らせます。その後、ブラッシングでクリームを落としましょう。
水で洗うと傷むので、よほど汚れがひどい場合を除いて避けましょう。人工皮革であれば柔らかめの布を使って水拭きするだけで十分汚れは落ちます。しつこい汚れに対してはクリーナーを用います。
・キャンバス地のスニーカー

厚手の粗布をキャンバス地といいます。絹や綿、亜麻糸でできています。スニーカーの紐は外し、洗剤や石鹸を使って揉み洗いをしましょう。水を張った容器にスニーカーを浸け、ブラシでゴシゴシと洗います。
ただしゴムの部分があるスニーカーは、こすりすぎに注意です。洗ったら洗剤をよく水ですすぎます。中途半端だと変色の原因になりますね。その後、風通し良い場所で陰干しします。直射日光は変色に繋がる可能性があります。
・スエード靴
スエードとはなめし革のこと。柔らかい素材でオシャレですが、汚れが付きやすい靴でもあります。こちらは、まずブラシを使って靴についた泥などを落とすことから始めます。その後、スエード専用のクリーニングスプレーをかけ、布で拭き取りましょう。何度かくり返すか、消しゴムで傷がつかないようにゆっくりとこするのも良いです。
履く前のケア方法

新しい靴を買ったらすぐに履きたいですよね。でも、ちょっと待って! 買った直後に以下のようなことをしておくだけで、長持ち度がアップして、この後のお手入れも簡単になりますよ。
・防水スプレー
レザースニーカーやスエード靴などには防水スプレーをしておきましょう。これで水分はもちろん、泥などが着くことをある程度抑えることができます。できだけ新品のうちにやっておきたいですね。
・重曹に浸ける
また、キャンバス地のスニーカーの場合、重曹を溶かした水に浸けてから干すと、カビを防ぐことができます。
履いた後のケア方法

・ブラッシング
スニーカーでもこまめなブラッシングをするのは有効です。外出すればその分汚れがついているものだと思って、ブラシをかける習慣をつけると良いです。靴専用のブラシがあれば一番ですが、使い古した歯ブラシなどでも充分!
・シューズドライヤー
こだわる方なら、シューズドライヤーを購入してみるのも良いでしょう。外出すると、スニーカーの中は汗によって蒸れ、湿っています。放置するとニオイも出てくるので、外出後に乾かすと靴を長持ちさせることにも繋がります。
スニーカーは湿気に弱く、加水分解が起こるとボロボロになってしまいます。ケアによって、寿命にも大きな違いが出てきます。
履いた後のお手入れだけでなく、履いているときにも注意すべきことがあります。かかとを踏む、玄関に脱ぎっぱなしにして他の靴の下敷きしてしまう、なんてことがないようにしましょう。形が崩れてしまいますよ。
スニーカーのケアは面倒なようですが、習慣化してしまうと、やらないと気持ち悪くなるぐらいです。せっかくのお気に入りの靴をできるだけ長く履くためにも、お手入れをしてあげてください。ちゃんとケアすれば長く使い続けられます。