カーテンによって部屋の印象はガラッと変わります。
部屋を明るくも暗くも、落ち着くようにも落ち着かないようにも見せるカーテンは、インテリアの鍵と言っても過言ではありません。
床や天井の色とどう合わせるべきか、色によって与える効果など、カーテンの選び方をご紹介します。
目次
カーテンは床の色と合わせるのが基本

カーテンを選ぶに当たって、まず部屋のベースカラーとなる床と天井の色をチェックしましょう。
といっても日本の建物の天井は、どんな色にも合わせやすい白、あるいは薄いベージュであることがほとんど。そのためカーテン選びでは、床の色が重要になってきます。
和室なら畳と同色を。
もし和室なら、畳と同系色の落ち着いた色を選ぶと、部屋全体を和やかな雰囲気で統一することができます。
フローリングの場合は、ライトな色なら、色味の強いカーテンを選ぶとメリハリがつきます。一方ダークブラウンなどの暗い色の床なら、白やベージュといった薄い色のものを選ぶと部屋が重苦しくならずに済みます。
部屋を広く見せたい場合は目の錯覚も利用して◎
部屋全体をスッキリ見せたい場合は、カーテンとソファ、ベッド、カーペットの色味を合わせると、部屋にまとまりが出ます。
また、部屋を広く見せたい場合は、膨張色と言われる色、例えば白や淡い色味のカーテンを使うと、目の錯覚で広く見えるんですよ。
心理的にも影響するカーテンの色。色次第で気分も変わる♩

床の色をチェックしたことで、「カーテンは明るい色の方がいいかな」と、なんとなくイメージが定まってきたかもしれません。
では、具体的にどんな色を選ぶか? 色は人の心理に作用するので、カーテンも慎重に選ぶ必要があります。
暖色系カーテンの心理的影響
暖色だと、赤には興奮作用があり、心身ともに元気にする役割があります。
ただし、気分が高ぶり攻撃的な気持ちになることもあるため、なるべく淡い、もしくは深い色を使った方が良いでしょう。
ピンクは女性にとってはリラックス効果が見られるそう。ただ、女性的な色ともいえるので、防犯面では注意が必要です。
ビタミンカラーのオレンジは楽しい気分にさせてくれる上に、食欲を増進する効果も見られるので、ホームパーティー好きにはオススメの色かも。ブラウンには気分を落ち着かせる効果があり、家具や床と合わせやすいことが特徴です。
寒色系カーテンの心理的影響 癒し効果と集中力を高める効果も◎
また、寒色だと、緑には疲労回復やリフレッシュ効果があるため、癒される部屋になりそう。
青は爽やかな印象を与えるだけではなく、神経を落ち着かせてくれる色なので、集中力を高めるのに適しています。勉強や仕事を家でもやる人にはぴったりの色です。
カーテンにするには難しい色は・・・

使い方が難しいのは、グレーや黒などのモノトーンカラー。
こちらは緊張感や圧迫感をもたらすため、部屋でも常に気を張っている状態となってしまいそう。
他にはビビッドな原色も人を落ち着かなくさせるので、なるべく淡いパステルカラーや、深みのある色がオススメです。
■まとめ
いかがでしたか? カーテンの選び方や、色が与える影響についてご紹介しました。せっかく一人暮らしをするのなら、過ごしやすい部屋にしたいですよね。ゆっくり落ち着ける部屋になるよう、参考にしてみてくださいね。
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