こんばんは、発明家の藤原麻里菜です。一人暮らしをしている皆さん、安眠できてますか?
一人で過ごす夜は、どうしようもなく寂しいですよね。真っ暗な部屋で「孤独」 をひしひしと感じてしまいます。孤独を感じると、考え方もだんだんと暗い方向になっていきます。
飲み会での失態を思い出して、うわああああ!と叫び、「いや、大丈夫。うん、私は大丈夫」と自分で自分をなだめるという一連の流れが毎晩あります。寝付くまでイケメンが添い寝してくれれば、ハッピーに寝れるのになあ……。
ということで作りました。
「一人暮らし安眠まくら」です。
機能の紹介

ベースとなるのはこちら、ウケ狙いで売られている「腕枕」です。より人間味を持たせるために、こんな機能をつけました。

頭を優しくポンポンしてくれる機能です。ネイルアートの練習用マネキンを使っています。プラスチック製でめちゃくちゃ硬いのですが、「顔の綺麗さと手の硬さは比例する」ってよく聞きますし(※私調べ)、大丈夫です。うん、大丈夫。

そして、「暗いことを考えてしまう」のを改善するために、ポジティブな単語のみが再生されるスピーカーを付けました。「海」「太陽」「大丈夫」などが録音されています。ちなみに、自分の声です。


ちょうど目が合っていませんが、寝るまで見守っていてくれます。

様々な機能を付けた「安眠枕」。絶対に安眠できるはずなので、しっかり使用して検証したいと思います! 安眠するぞ〜〜!
安眠枕の使い心地を検証
それでは、おやすみなさい。

添い寝君スピーカー「太陽……大丈夫……バーベキュー……。」

添い寝君スピーカー「カラオケ……海……大丈夫……。」

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次の日の朝



せっかく作ったマシーンが無残な姿になっていますし、いつも使ってる枕にすり替わっていました。全く記憶がありません。
寝起きの感じは、いつもよりスッキリ起きれた感じがあります。ただ、「街で暑そうにしている猫を冷却マットの上に移動させる仕事に就く」という夢を見ました。正夢になってほしいなあ。
睡眠の質はどうだったのか。睡眠アプリ「Sleep Meister」を起動させて計測しました。その結果がコチラです。

左が通常時のグラフ、右が「安眠枕」使用時の睡眠グラフです。グラフの波が沈んでいる方が安眠できていることを表しています。
「安眠枕」使用時のほうが、睡眠効率が2%だけ高いですね。『2%を笑うものは2%に泣く』ということわざもあることですし、すごく良い結果だと思います。思うのは個人の自由です。

ここで、枕をすり替えたんだな……。
おわりに

グラビアアイドルみたいなポーズで失礼します。自己流の安眠枕で、安眠することに成功しました。一人で寝るのが寂しい皆さんは、ぜひマシーンを作って紛らわしてみてくださいね。私は、普通の枕で寝ます。