リモートワーク中の服装や身だしなみ、オフィス出勤と同じ?違う?それぞれの意見




リモートワークで「勤務時間中の服装や身だしなみ」の選択肢が増えたと感じる方も多いのではないでしょうか。

リモートでの社内会議や商談では何を着るべきか?どのような服装がふさわしい?就業規則には反映するべき?など、人事総務部門スタッフが気になるリモートワーク下の、服装に関する制度や参考になる情報を集めました。

リモートワークでの服装、就業規則で決めるべき?

「就業規則には、服装について清潔である、また著しく華美なものを禁じるという規定があるが、完全にリモートワークに移行してからは規定自体の必要性があるのか悩ましい……」リモートワーク中の服装についてどのような基準を設けるか、また就職活動中の学生に質問されたらどのように回答するか、お悩みではありませんか?

ビジネスカジュアル?オフィスカジュアル?それともいつものビジネススーツ?いっそのこと、カメラオフならパジャマでもいいのでは?……「選択肢が多すぎて困ってしまうので、いっそ社内で統一してほしい!」という意見もあるようです。

一方、「世間ではリラックスウエアで仕事ができていいなと思っているかもしれないけれど、営業職だからお客様とのリモート商談ではやっぱりネクタイとジャケットが必須。家の中でスーツを着ている違和感に慣れない……」という人も。

日本労働組合総連合会(略称:連合)調査「社内ルールにおける男女差に関する調査2019」によると、服装・身だしなみの決まりについては「ない方がよい」と考える人は5.2%と少数派で、最も多い回答が「最低限でよいと思う」と考える人は54.9%と、半数を超えています。

髪型やひげ、入れ墨など身体に関する決まりから服装の色や種類に関する決まりまで、業種や職種によって求められるTPOに違いはありますが、身だしなみを整えることには前向きな方が多数派と言えるでしょう。

出典:連合調べ「社内ルールにおける男女差に関する調査2019」

リモートワークでの「身だしなみ」はそもそも必要か?

そもそも、リモートで働く上で「身だしなみ」を整える必要性はあるのでしょうか。整えても整えなくても個人の自由だが、あえて身だしなみを整える価値を考えるため、リモートワークでも服装や身だしなみを意識して整えるメリット、そして整えないことによるデメリットについての声を集めました。

服装や身だしなみを意識するメリット

・「これから仕事」という気持ちの切り替えができる
・急なテレビ会議が始まっても慌てずに対応できる
・モニター越しの相手への気遣いを表現できる
・さっとコンビニにも行け、いつ宅配便が来ても対応できる

リモートワークで身だしなみを整えないデメリット

・緩い服ばかり着ていると太ったことに気が付きにくい
・部屋着から着替えないと同じ服ばかり着てしまう
・Tシャツと短パンで仕事をしていたら、家族から「本当は仕事をしていないのでは」という疑いをかけられた

テレビ会議で印象よく見せる「おすすめの服装」

「オフィスに出勤する日はスーツだけれど、リモートワークでは服装自由。どんな服を着ればよいのだろう?」とお悩みの方に、リモートワークのTPOに合ったアイテムをピックアップしました。

基本的には、いわゆる「オフィスカジュアル」。オフィスカジュアルとは、スーツのようなフォーマルウエアではないが、ビジネスの場で周囲に不快感や違和感を与えないカジュアルウエアを指します。

NGアイテムとして、以下のものは避けましょう。

・ジーンズ
・ハーフパンツ
・はだし
・肌の露出が多い、ボディラインが出る
・スポーツウエア
・派手な柄物やキャラクターアイテム

オフィスカジュアルにふさわしいアイテム

白・黒・グレー・ネイビー・ベージュの5色のベーシックカラーから組み合わせるのが、オフィスカジュアル初心者向きです。

・襟付きのシャツ
・ハイネックやコットン素材のシンプルな長袖Tシャツ
・ジャケット
・モノトーン、ワントーンのカーデガン

リモートならではの身だしなみポイント

「どうせ画面越しでは見えないから……」という油断は大敵。身だしなみは、リモートワークでも全身に気を配りましょう。

・画面に映りこまない下半身も着替えよう
・Web会議では、背景色や壁紙にコントラストをつける色をセレクトしよう
・気が緩みがちだが画面越しに意外と気になる「髪型」「ひげ」もきちんと整えよう

ビジネスカジュアル、オフィスカジュアルから「セルフビズ」へ、リモートワークが後押し

リモートワークが一般的になる以前から、従来のスーツにネクタイはすでに、圧倒的多数ではなくなっていたと言っても過言ではありません。IT業界やWeb関連業界などベンチャー企業を中心に、Tシャツなどより自由な服装で勤務可能な企業は増えていました。

それだけでなく、リモートワークが一気に導入されることになった新型コロナウイルス流行以前から、服装についてより柔軟に、社員一人ひとりの自由に任せようという大手企業の動きがありました。

総合商社の三井物産が2018年3月から部署ごとに服装規定を緩和し、さらに丸紅は2018年4月から、各社員の判断で服装を自由に選べる制度を導入しています。丸紅は、それまで曜日によって「カジュアル・フライデー」を設け、夏季には「クール・ビズ」を推奨していましたが、通年で個人の裁量に任せるスタイル「セルフビズ」に切り替えています。

リモートワークによって、さらに服装の自由度が広がりました。アパレル業界もそれに対応するため、新しい素材で作られたスーツの開発や、男女の区別なく取り入れられるデザインの提案を増やしています。従来あまり変化のなかった作業服や、さまざまな制服にも、その影響が波及していくのかもしれません。

まとめ

服装はマナーとして「対応しなければならない」というだけでなく、自分らしさを表現したり、自分のモチベーションを上げたりする価値があるものです。

単調になりがちなリモートワークの環境で、ちょっとした変化を楽しんだり、画面越しの相手とのコミュニケーションのきっかけにもなったりします。「リモートワークでのお気に入りの一枚」を探すことを会社として奨励してみてはいかがでしょうか。






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