【片づけが好きになるヒントvol.7】隠す収納派?見せる収納派?自分の収納タイプを知ろう

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こんにちは、整理収納アドバイザーのりんかです。

前回の連載では、お片づけ初心者の方向けに、整理の手順とお片づけへの取り組み方についてご紹介しました。
さっそく始めていただけたでしょうか?

今回からはお片づけ中級者向けの内容です。整理したものをどんなふうに収納スペースへしまっていくのか。そのポイントをお伝えします。

収納にもいろいろなタイプがある

一番大切なことは、すぐに収納グッズを買わないことです。
空き箱やこれまでに買った収納グッズを使って、お試し期間をしっかり設けましょう。あるいはただ並べておくだけでも大丈夫です。
まずは、どんな収納がしっくりくるのかを考えてみましょう。

たとえば、第2回目の連載でご紹介したクローゼット。クローゼットの収納方法にも実はさまざまなタイプがあります。

【片づけが好きになるヒントVol.2】開けるたびに心がはずむショップ風クローゼットの作り方

2016.01.28
まず、「かける」「たたむ」で分かれます。上の記事でご紹介している「かける収納」の場合も、並べ方が「色順」「高さ順」「種類順」と分かれます。それによってぱっと目に入ってきたときの選びやすさがずいぶん変わってくるものです。

そもそも、収納のタイプにはどんなものがあるのでしょうか。
ひと口に「収納」と言っても、さまざまな種類があります。自分に合わないものを選ぶと、使い勝手の悪さにつながるので要注意。
ここでは収納タイプをいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

収納そのものの傾向

1.隠す収納・見せる収納

まずは、ものを目につくような場所に置くか置かないかという選択肢です。
たとえば、こちらの画像は「見せる収納」の例。
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見せる収納は、ひと目でどこにあるか把握しやすいですし、しまいやすく取り出しやすい。メリットばかりに見えますが、雑然と見えないためにはセンスが必要ですし、またそうじの手間もかかります。
一方、こちらの画像は「隠す収納」の例です。
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オープンな棚でも、さらにボックスや引き出しなどを使って中身が分からないようにします。全体をすっきり見せることができますが、人によっては中になにが入っているかを忘れてしまうこともあるかもしれません。

2.きっちりしまう・ざっくりしまう

次に、ものの定位置をどの程度詳しく決めるかという選択肢です。住所をイメージしていただければわかりやすいと思います。

■きっちりしまう
棚の中>2段目>ボックスA>2番目の仕切り
■ざっくりしまう
棚の中>2段目

ものの置き場所(住所)をどこまで詳しく決めるかがこの部分の違いです。
きっちりしまうと「探しやすく、入れるのに手間がかかる」。ざっくりしまうと「入れるのがラクで、探しにくい」という特徴があります。

3.収納アイテムのいろいろ

収納に使うアイテムもいろいろ種類があります。
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1.引き出しタイプ
2.掛けるタイプ
3.ボックス型
4.オープンラックタイプ
5.開き戸タイプ
6.引き戸タイプ

ほかにもさまざまです。見た目が好きかどうか。しまいやすさや取り出しやすさの手間。このような違いが見られます。

たとえば、クローゼットの「アクション数(しまう・取り出すにかかる手間の数)」を基準に見てみましょう。

クローゼットの中に洋服を掛けるだけならば、
(1)クローゼットを開ける
(2)ポールに洋服を掛ける
の2アクションで済みます。

一方、クローゼットの中に引き出しがあればどうでしょうか。
(1)クローゼットを開ける
(2)引き出しを開ける
(3)しまう
の3アクションが必要です。さらに言うと、「たたむ」手間も加わります。

このように、どんな並べ方・しまい方・グッズを選ぶかによって、収納方法は変わってきてしまうのです。

自分に合った収納タイプを知る3つのコツ

最後に、自分に合った収納タイプを知るために大切な3つのポイントをお伝えします。

1.「好きなタイプ=合うタイプ」ではない

まず注意したいのは、「好きな収納タイプ」が「あなたにぴったりの収納タイプ」とは限らないということです。
たとえば収納家具の中もきれいに仕切った状態が好きだったとしても、実際にやってみると散らかってしまう。それは、実は「ざっくりしまう」ほうが合っているからの可能性があります。

2.「取り出す」「しまう」。あなたのナマケモノポイントはどっち?

次に、「取り出す」と「しまう」。どちらを優先するかを考えてみましょう。
ものをしまうとき、ものを取り出すとき。どちらがより面倒に感じますか? しまうのが面倒だと感じる方にはざっくり収納を、ものを取り出すときが面倒だと感じる方にはきっちり収納をおすすめします。

3.合う収納方法はモノによって変わる

最後に、合う収納方法はモノによって変わるのにも注意しましょう。
たとえば私の場合、クローゼットは「色別」に並べるのが大切です。ですが、日用品や消耗品は「種類別」でなければ散らかってしまいます。

終わりに

このように、「合う収納タイプ」というのは人によって変わってくるものです。
収納グッズを新しく買う前に、今回ご紹介したポイントを使ってお試し期間を設けてみてください。すこし時間はかかるかもしれませんが、「散らかりにくい部屋」への道は急がば回れ、です。

次回の連載では、せっかく片づいたのにまた散らかってしまう。そんな「お部屋のリバウンド」についてのお話をしたいと思います。

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