高知の大学生は食費が高い!?実際に一人暮らしの大学生に聞いてみた

高知のローカルメディア「ありんど高知」を運営しています。KAI(しおちゃん)です。

突然ですが、高知の大学生の生活費っていくらだと思いますか?インターネットで「大学生 生活費」と検索すると首都圏の大学生の生活費事情の記事ばかり出てきますよね。首都圏と地方では、家賃の相場も違えば環境も違います。大学生の生活費の内訳も各県の特色ごとに違いがあるのではないでしょうか。

例えば高知県は全国一お酒にお金を使う、お酒が大好きな県民性のある地域です。

【飲酒費用ランキング】

一世帯あたり飲酒費用の全国平均は16,929円。最も飲酒費用が多いのは高知県で36,488円。これは全国平均の2.2倍で偏差値も91.4と高く、”いごっそう”高知県民の酒好きが表れている。2位以下は石川県、長野県、東京都、山形県と続いている。一方、飲酒費用が最も少ないのは和歌山県で10,903円。この他、愛知県、愛媛県、岡山県、大阪府などが下位になっている。

出展)都道府県別統計とランキングで見る県民性

また、高知は「じゃらん宿泊旅行調査2017」において、「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」ランキング1位にもなった地元食材が全国一美味しい県でもあります。

そんな美食県高知で一人暮らしをする大学生は、やはり美味しいものにお金を多く使っているのでしょうか?

今回は実際に高知で一人暮らしをする大学生に生活費の内訳と、やりくりの工夫を聞いてみました。高知の大学生にインタビューした結果を発表する前に、比較対象として全国大学生の平均を見てましょう。

全国平均

食費 24,760円
住居費 53,100円
交通費 3,320円
通信費 4,100円
雑費 30,490円

合計 118,200円

参照)第52回学生生活実態調査の概要報告

全国平均では毎月約12万円もお金を使っているんですね。
それでは、高知の大学生はどうなのでしょうか?

高知の大学生の支出はいくら?

1人目:20歳女子大学生のS子さん

住居費 56,500円
食費 8,500円
交通費 0円
雑費 41,000円
通信費(スマホ・ネット)0円
合計 106,000円

家賃だけで5万円超と、地方としては高めの部屋に住んでいるS子さん。
その分、節約にはかなり気を使っているそうで、日用品はネットでチラシを見て安いドラッグストアで買ったり、自炊で食費を減らしたりしているそうです。「若いのに主婦みたいなことをしているな」と筆者が思ったのは内緒。最近の若い子はしっかりしていますね

毎月かかる携帯代は高校時代の延長で親に出してもらっているのも、節約の一つだそうです(笑)

大学の近くに住んでいるので、普段の通学は自転車のため交通費はなし。
「少しくらい家賃が高くても大学の近くに住んで、交通費と通学時間を減らしたかった」というS子さんは主婦も顔負けのかなりの節約上手でした。

2人目:22歳女子大学生のN子さん

住居費 46,000円
食費 30,000円
交通費 ほぼ無し
雑費 21,000円
通信費 ネット:115,00円
合計 108,500円

「特に工夫はしていないけど」と最初は言っていたN子さんも、詳しく話を聞けば節約にはかなり気をつけていました!

バイトが夜遅くに終わるので、「節約と美容のために、バイト終わってからは家では何も食べないようにしている」そうです。深夜に食べると太りやすいって言いますもんね!

他にも、「本は買わずに図書館で借りたり」と、無理のない範囲で節約をしているN子さん。また、N子さんも自転車通学のため、交通費はほとんどかかっていないそうです。

どうしても無駄遣いをしそうになったら「これがなくても死なないしな」と考えるようにしていると言っていました。「これがなくても死なない」・・・うーん、かなり達観した考えですね!

そんなN子さんでも食費が全国平均よりも少し高めなのは、やはり「高知の食べ物が美味しいので外食が多くなるから」だと言っていました。

3人目: 22歳男子大学生のMさん

住居費 41,000円
食費 50,000円
交通費 5,000円
雑費 60,000円
通信費 0円(家賃にネット代含まれる、携帯は親が払ってくれている)

合計 156,000円

男子大学生のMさんは上記の二人と違い全国平均を大きく上回りました。

「食費はこれでも気を使って実家からの送られてくるお米を炊いたりしているんですけど・・・」と言うMさんですが、どうしても自炊はめんどくさくなって外食をすることが多いそうです。分かる!分かるよその気持ち!どうしても外食って多くなっちゃいますよね!

「飲み会も多いし、外食がやっぱり美味しいので食費は毎月このくらいかかる」と言うMさん。高知のお店はどこも美味しいので、どうしても食費は高くなるようです。

また、今回インタビューしたのが大学生が夏休みとなる8月のことだったので、この月は普段よりも遊びに多くお金を使ってしまったとのこと。普段は2万円くらい安くなるので、合計では全国平均よりちょっと高いくらいに落ち着くそうです。

4人目:22歳男子大学生のNさん

住居費 42,000円
食費 50000円
交通費 2,000円
雑費 40,000円
通信費 0円(家賃にネット代含まれる、携帯は親が払ってくれている)

合計 134,000円

男子大学生のNさんも食費は5万円とかなり高めのタイプ。

「食費はケチらない」がポリシーのNさん。一人暮らし生活の最初は自炊をして食費を抑えようと頑張っていたそうですが、今となっては高知の美味しいものに完全にノックアウト。

「精神衛生上、食費はケチらず美味しいものを食べる方が良い」と言う結論になっそうです。

しかし、どうしても出費が多くなる飲み会は控えるようにしているそうで、Nさんなりの節約の工夫もしているようでした。

5人目:22歳男子大学生のK君

住居費 48,000円
食費 34,000円
交通費 2,000円
雑費 21,000円
通信費 5,400円

合計 114,000円

男子大学生のKさんの合計金額はかなり全国平均に近いタイプ。

普段は自炊をしたり、同じ一人暮らしの友達と一緒に晩飯を作って食費を浮かしたりしているそうです。

しかし、どうしても飲み会や外食が多くなりがちで金欠に陥ることもしばしば。そんな時は1日1食で過ごすようにしたりしているんだとか。

「もっとお金があれば何をしたいか」と聞いてみたところ、お酒が好きなK君は「居酒屋をハシゴして、いろんな地酒を飲んでみたい」と返されました。K君はお酒が好きな高知の県民性にとても馴染んでいるようです。

まとめ

今回インタビューした結果、5人中4人が全国平均を上回る金額を食費に使っていました。

高知は首都圏と比べて家賃が安めの物件が多いです。また、アパートも大学付近に多いので電車などの公共機関は利用しない人が多く、ほとんどの大学生が自転車か原付で通学しています。そのため交通費もほとんどかかりません。

しかし、家賃などが安くなった分を食費に多く使っているようです。

高知の大学生は飲み会をすることも多いそうで「宅飲みと居酒屋で飲むのどっちが多いか」と聞いたところ、「居酒屋で飲むことが多い」と回答と言う人がほとんど。

「居酒屋の方がご飯がすごく美味しいし、お酒の種類も多いし片付けの手間もかからない」のが理由だそうです。その気持ちすごく分かるー!高知の居酒屋のご飯ってどれも美味しいんですよね!そして、首都圏に比べて居酒屋のメニューの金額もちょっと安めなので、大学生も頻繁に通ってしまうのも頷けます!

今回インタビューした結果、「高知は遊ぶ場所やデートスポットが少ない」と言う不満はあるものの、「高知の食」に関してはどの大学生もとても満足しているようでした。
中には「食べ物が美味しいから卒業しても高知に残りたい!」と言う大学生もいました。田舎の若者は貴重なので、ぜひ高知に残って美味しいものを食べながら、地方を盛り上げてもらいたいですね!(笑)

以上、高知の大学生は、高知の美食文化を大いに堪能しているという調査結果でした!

この記事をシェア!

この記事をかいた人

KAI (しおちゃん)

ローカルメディア「ありんど高知」編集長。 高知県在住フリーランス。 東京で数年働いた後に高知へ帰高。一度県外に出たからこそ気づいた、高知の良さを全国に向けて発信中。