住民票を新住所に移した?移さなかった時に起こるめんどうくさいこと




新しいお部屋に引っ越す際に、住民票は移しましたか? 学生であれば、けっこう「まだしていない」「めんどうだし、しなくてもいいんじゃない?」という方も周りに多いでしょうか。もし住民票を新住所に移さなかった場合、どんな事が想定されるか、ここで知っておきましょう。

住民票って移さなくてもいいの?

■厳密には法律違反

そもそも、住民票は人が新しい住所に変更した際、14日以内に引っ越し先の役所や役場で手続きをしないといけないものです。その際は旧住所で転出届を出し、新住所で転入届を出します。これは法律で決まっているものなので、届けないと法律違反で行政罰(過料が最大5万円)の対象になってしまいます。数か月くらいの遅れであれば大目に見てくれるケースがほとんどですが、原則は知っておきましょう。

■学生の場合は例外?

ですが、実際には数年単位で住民票を移さない人も多いと思われます。これは、学生の場合は、現在住んでいる場所、「親元(実家)を離れて一時的に住んでいるところ」と見なされるからです。つまり通学の都合上、学校の近くに住んでいるだけであって、休みには帰省するし自分の私物もある実家が本当の住所だ、という解釈ができるのです。

住民票を移さないデメリットってあるの?

■公的な書類が実家に届いてしまう

一番困るのは、自分宛の書類(公的なもの)が実家に届いてしまうことでしょう。なにしろ住民票を移していない以上、自分の本当の住所は実家なのですからこれは仕方ありません。たとえば以下のような書類が対象となります。

・健康保険証
病院に行く際に必要となる健康保険証が実家に届きます。

・選挙案内
18歳になって選挙権が与えられることになりますが、あなたの住所は実家なので、実家の方に届きます。またその際も選挙に参加できるのは実家の選挙区のみになります。厳密にいえば選挙人名簿に登録されていないと選挙で投票できず、この名簿は転入してから3ヶ月以上居住している人が対象になります。

・マイナンバーの通知
とても重要な書類であり、住民票に記載されている住所の方に送られてきます。

・国民年金保険料の書類
年金事務所からの書類も実家に届いてしまいます。必要になった際にいちいち実家から郵送してもらうのも手間になりますね。

■運転免許証の更新や試験が新住所でできない

大学生になったら、運転免許を取得したい!という方は多いはず。しかし、自動車の運転免許における試験は、住民票に記載された地域での免許センターで行わないといけません。自動車学校で学ぶこと自体は新住所でも可能ですが、試験のためにわざわざ実家に戻るのも大変です。また、免許を取得してから最初の更新も住民票のある場所でしないといけません。

■公共施設でのサービスが利用できないことも?

新しく住む地域のスポーツ施設や図書館など公共施設で、特定の市民利用サービスが使えないことがあります。利用者登録の際に、市民であることの証明が求められるからですね。その場合、そもそも利用不可なのか有料なのかはその施設での方針になりますが、いずれにしてもちょっと損な気分になります。その他、新住所での特定の福祉サービスなどから外れてしまうデメリットもあります。

住民票を移さないことによるデメリットは多いですが、メリットと呼べるものはありません。強いて言えば、役所でそれぞれ手続きをする手間ぐらいでしょうか。それも大した時間はかかりません。もし短期間で何度も別の市区町村に引っ越しする場合であれば手間になりますが、数年単位で新しい住所にいることが予想されるのであれば、住民票は移しておいた方が良いです。不要なトラブルを避けるためにもきちんと手続きするのがおすすめです。






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